六世鶴澤燕三さん、紫綬褒章を受賞されました。
平成29年のうしお会会報で「同窓生活躍人」として1面で紹介させていただいた、六世鶴澤燕三さん(本名 田中紳一さん 12期生)が、2021年春の紫綬褒章を受賞されました。半年遅れのご報告になってしまい申し訳ありません。
文楽の三味線弾きとして、伝統的技法を体現し、伝承の途絶えた演目の復活や、新作の作曲などにも、40年以上にわたって積極的に取り組んでこられたことが評価されての受賞だそうです。
鶴澤さんはインタビューに答えて、「ただ三味線をやりたくて文楽の世界に入った。よくよそ見しないでここまで来たなあ」と振り返っておられて、「江戸時代から連綿と続いてきた芸能。先人達の努力を積み重ねを、後に続くわれわれ全員が謙虚に受け止めていれば、芸はうそをつかない。文楽はこれからも途絶えないと思う。」と答えていらっしゃいます。
これからも鶴澤燕三さんの活躍を、卒業生一同見守りつつ、応援していきたいと思います。
文楽をまだ見たことが無い、という方も、これを機に、ぜひ東京国立小劇場や、大阪国立文楽劇場などに足を運んで、鶴澤さんの至芸をお楽しみください。
文楽の三味線弾きとして、伝統的技法を体現し、伝承の途絶えた演目の復活や、新作の作曲などにも、40年以上にわたって積極的に取り組んでこられたことが評価されての受賞だそうです。
鶴澤さんはインタビューに答えて、「ただ三味線をやりたくて文楽の世界に入った。よくよそ見しないでここまで来たなあ」と振り返っておられて、「江戸時代から連綿と続いてきた芸能。先人達の努力を積み重ねを、後に続くわれわれ全員が謙虚に受け止めていれば、芸はうそをつかない。文楽はこれからも途絶えないと思う。」と答えていらっしゃいます。
これからも鶴澤燕三さんの活躍を、卒業生一同見守りつつ、応援していきたいと思います。
文楽をまだ見たことが無い、という方も、これを機に、ぜひ東京国立小劇場や、大阪国立文楽劇場などに足を運んで、鶴澤さんの至芸をお楽しみください。